
こんにちは、宍戸です。
「大専」は高度専門職ビザを取得できるのか?
「大専」は中国語では 大专(dàzhuān) と書き、正式には 大学专科(大学専科) の略称です。
中国の高等教育の一種であり、本科(4年制大学・学士課程)より一段下の専科課程を指します。
日本の制度にそのまま当てはめることはできませんが、一般的には、短期大学・高等専門学校・専門学校に近い高等教育レベルと説明されることが多く、通常の修業年限は2〜3年程度です。教育内容は、実務や職業技能に重点を置いている場合が多いとされています。
この「大専」は技術・人文知識・国際業務ビザなどを申請する際には、大学卒業、つまり学士学位を有する場合と比べて、従事予定の業務内容と、学校で学んだ内容との関連性がより慎重に審査される傾向があります。
では、「大専」卒業者は高度専門職ビザを取得できるのでしょうか。
結論からいうと、取得できる可能性はあります。
実際に、弊事務所でも同様の案件で許可実績がございます。
「大専」で高度専門職ビザを取得する際のポイント3つ
高度専門職ビザは、ポイント計算表に基づき、一定以上のポイントを満たすことで申請が可能となる在留資格です。
「大専卒」の場合、「学歴」の項目では加点対象とならないため、他の項目でどのようにポイントを積み上げるかが重要になります。
職歴
特に重要となるのが、職歴です。
高度専門職ビザでは、その分野において高度な専門性を有していることを示す必要があります。そのため、単に「何年間勤務していたか」だけではなく、実際にどのような職務に従事していたのかを具体的に証明することが大切です。
職歴証明書を準備する際には、勤務期間だけでなく、担当業務、役職、専門性、実績などをできる限り詳細に記載する必要があります。
年収
職歴に次いで重要となるのが、年収です。
年収は、その方の専門性や市場価値を示す一つの重要な指標となります。どれだけ高度なスキルや経験を有していると主張しても、年収が低い場合には、その専門性について慎重に見られる可能性があります。
そのため、高度専門職ビザを目指す場合には、予定年収がポイント計算上どの程度評価されるのかを事前に確認しておくことが重要です。
日本語能力
日本語能力も重要な評価要素の一つです。
近年、技術・人文知識・国際業務ビザの一部の審査においても、日本語能力が重視されるケースが見られます。日本で高度な専門業務に従事するうえで、日本語によるコミュニケーション能力は、実務上も大きな強みとなります。
高度専門職ビザのポイント計算においても、日本語能力試験N1・N2などが加点となりますので、該当する資格をお持ちの場合は、必ず証明資料を準備しましょう。
まとめ
高度専門職ビザ申請の際、何が加点対象で、何によって加点されるのか?というのは特に不安に感じる部分だと思います。
「加点対象になると思っていた項目が、実は対象外だった」
「最終的に70点に届かなかった」
…このような事態を避けるためにも、高度専門職ビザの申請に不安がある方は、ぜひ一度、弊事務所までお気軽にご相談ください。

今後とも、とりかに行政書士事務所をよろしくお願いいたします。
