こんにちは、宍戸です。
「経営・管理ビザ」というビザについて、聞いたことあるけどどんな内容なのかは詳しく知らないという方は多いかと思います。今回記事ではそんな方にむけて、経営管理ビザというビザが、誰のためのビザなのか簡単に説明したいと思います。
経営・管理ビザは誰のためのビザなのか
まずは入管法を確認してみます。すると…
入管法別表第1の2の表、経営・管理の項の下欄
本邦において貿易その他の事業の経営を行いまたは当該事業の管理に従事する活動(この表の法律・会計業務の項の下欄に掲げる資格を有しなければ法律上行うことができないこととされている事業の経営又は管理に従事する活動を除く)
とあります。
簡単に説明するって言ったよね?
重要なところはここです。
日本で
①貿易その他の事業の経営を行い
または
②当該事業の管理に従事する活動
※貿易というのはただ例として挙げられているだけなのでそこまで気にしないでください。
つまり、経営管理ビザは①事業を経営する人、②事業の管理をする人のためのビザなのです。
さらに細分化すると
この①と②はもっと細かく類型化すると…以下のようになります。
- 日本に新しく作った事業を経営をする人。
- 日本に新しく作った事業の管理をする人。
- 日本に既にある事業の経営をする人。
- 日本に既にある事業の管理をする人。
- 日本で事業を経営している社長に代わって新たに事業の経営をする人。
- 日本で事業を経営している社長に代わって新たに事業の経営をする人の下で事業を管理をする人。
経営をする人とは
上記の経営をする人とは、具体的には社長、取締役、監査役などを言います。
管理をする人とは
また、上記の管理をする人とは工場長、支店長、部長等の立場の人を言います。
理解度チェッククイズ
- Q経営・管理ビザでいう「経営者」とは具体的にどのような立場の人を指すか
- Q経営管理ビザは①事業を○○する人、②事業の○○をする人のためのビザ
- Q上記①、②をもっと細かく類型化すると?