私が好きな犬はバーニーズマウンテンドックです。
でもパグさんはもっと好きです。
皆さんもワンちゃんが好きでこのページを見ているのではないかと思います。
ワンちゃんを迎え入れるには、環境の整備だけでなく法令にのっとった手続きが必要です。
難しいことはないので、参考にしていただければと思います。
ワンちゃんの登録
まず、ワンちゃんの飼育を始めた時から30日以内に最寄りの保健所にワンちゃんの登録をします。
ワンちゃんが生後90日以内の場合は、生後90日後から30日以内に登録をしなくてしなくてはいけません。
申請書類は私が調べた限りではネットでダウンロードできるデータは載っておらず、各窓口に申請書類が用意してあります。
申請書に書く内容は?
届出人の住所氏名
所有者の住所氏名
連絡先
ワンちゃんの所在地(飼育場所)
ワンちゃんの名前・生年月日・性別・犬
ワンちゃんの飼育登録の川崎市内の申請窓口は下記のとおりです。
川崎区役所 | 衛生課 044-201-3222 |
中原区役所 | 衛生課 044-744-3271 |
幸区役所 | 衛生課 044-556-6681 |
麻生区役所 | 衛生課 044-965-5164 |
多摩区役所 | 衛生課 044-935-3306 |
宮前区役所 | 衛生課 044-856-3270 |
高津区役所 | 衛生課 044-861-3322 |
川崎市では下記の鑑札の交付がある場合、登録手数料3,000円かかります。
申請が終わると貰えるものとして、犬鑑札という物があります。
犬の形をした小さな札です。川崎市が付与した犬の登録番号と登録年が書かれています。かならず首輪等「ワンちゃんに装着」します。
ご当地マンホールのように市町村ごとにデザインが違い、ほかの自治体ではご当地キャラが書かれてあったりしますが、川崎市ではシンプルなワンちゃんの顔形の札となっております。(川崎はドラえもんにすべきでしょ?と私は思います)
ちなみに、厚労省曰く「鑑札には登録番号が記載されています。もしも飼い犬が迷子になっても、装着されている鑑札から確実に飼い主の元に戻すことができます。」とのことです。大切なワンちゃんのためにも、必ず装着しましょう!
猫はないんだって
正式名称は犬標識というらしいです。玄関ドアの横におびただしい数の犬シールが貼ってあるお宅を見かけたこともあるかと思いますが、アレのことです。
銀色の背景に黒い丸の中に犬と書かれたやつです。
猫はないんだって
ワンちゃんの多頭飼育について
川崎市では「化製場等に関する法律施行条例」により、通常「登録」しなくてはいけないところ、10頭以上のワンちゃんの飼育は「許可」が必要です。
飼育に適した環境であるかなど構造設備基準もあります。
「登録」と違い「許可」はもちろん不許可になる可能性もあります。多くの犬を飼う状況になりそうでしたら、飼育を始める前に各担当窓口に事前に相談することが望ましいです。
狂犬病予防注射
狂犬病予防法で生後90日を過ぎたワンちゃんに毎年一度(4月~6月)狂犬病予防の注射受けさせることを飼い主は義務つけられています。
引き渡し以前に注射を受けている場合もありますので確認しましょう。
こちらも犬鑑札と合わせて「犬装着」をします。(義務です)
猫はないんだって
狂犬病の予防注射は病院により値段が変わりますが、相場は3000から6000円ほど。
それに合わせ、注射済証の交付に550円かかります。
狂犬病予防法の特例制度《マイクロチップの装着》
マイクロチップを装着したワンちゃんの情報を環境大臣指定登録機関に登録した場合、狂犬病予防法で義務付けられている登録等の手続きが不要になりました。(もちろん、毎年の狂犬病予防注射は義務です。)
マイクロチップが鑑札かわりとなるため、鑑札を装着しなくてよくなります。(なので札をしていないワンちゃんを見かけるのですね。)
他にも、本来必要な飼い主の変更、川崎市内での住所地の変更など登録事項に変更があった場合、マイクロチップ情報の変更を行えば、区役所衛生課への届出はいりません。オンラインでできるので便利です。
「犬と猫のマイクロチップ情報登録」制度について
令和4年6月1日から、各販売店で販売されるワンちゃんネコちゃんについて、マイクロチップの装着が義務化されました。
そのため、購入したワンちゃん猫ちゃんにはマイクロチップが既に装着されているのです。飼い主になったら、すでに入っているマイクロチップに自分の情報に変更しなくてはいけません。
ショップでないところからワンちゃんネコちゃんをもらった場合は、自分で獣医師に依頼してマイクロチップを装着します。その場合は装着したマイクロチップに自分の情報の登録が必要になります。
マイクロチップは猫も対象なんだって
その後の犬関係の手続き
ワンちゃんを連れてお引越しをした!
川崎市内から川崎市内に引っ越し・・・転出先の区の区役所衛生課に問い合わせください。
川崎市内から市外へお引越し・・・転出先の担当部署に手続き方法をお問い合わせください。
ワンちゃんをもらった・あげた・飼い主の名前が変わった!(飼い主の変更)
飼い主が変わった(氏名が変わった)・・・ワンちゃんの所在地を管轄する区の区役所衛生で登録内容の変更をします。
ワンちゃんが死んでしまった
ワンちゃんが死んでしまった・・・ワンちゃんの所在地を管轄する区の区役所衛生課で死亡届の手続きをしてください。
ワンちゃんの遺体はどうしたらいい?・・・現在、日本ではワンちゃんはもちろんのこと様々な動物の火葬や葬儀、埋葬などのサービスを行う事業者が多く存在しますが、川崎市でも死体の処理という形で行っています。
ですが、葬儀などを行う民間サービスがあるわけではないのでご注意ください。手数料は1体 3,000円です。
事業所名 | 所管地域 | 所在地/連絡先 |
川崎生活環境事業所 | 川崎区 | 川崎区塩浜4-11-9 044-266-5747 |
中原生活環境事業所 | 幸区・中原区 | 中原区中丸子155-1 044-411-9220 |
宮前生活環境事業所 | 宮前区・高津区 | 宮前区宮崎172 044-866-9131 |
多摩生活環境事業所 | 多摩区・麻生区 | 多摩区枡形1-14-1 044-933-4111 |
ワンちゃんが人を噛んだ・噛まれた
ワンちゃんが人を噛んでしまった・・・まずは相手の容体を見て必要があれば救急車の要請、事件性がある場合、警察へ連絡します。また、軽症であっても、被害者の方には病院での受診をお願いしてください。そのうえで狂犬病鑑定の実施と、事故のあった区内の区役所衛生課へ届出をしてください。
動物愛護指導員が再発防止のため調査を行います。また同じことが起きないよう、アドバイスや指導が入ります。もし重大な損害を与えてっしまった場合、社会的影響が大きい事件となった場合など、さっ処分となることもあります。ワンちゃんとずっと一緒にいるためにも、犬種に適合した正しい飼育方法をしていきましょう。
ワンちゃんがいなくなってしまった!
まずは、速やかに、警察署・登録(住所地)の動物愛護センター・区役所衛生課に連絡しワンちゃんの目撃情報や、保護情報を確認します。
名称 | 所在地/連絡先 |
川崎警察署 | 〒210-0024 神奈川県川崎市川崎区日進町25-1 044-222-0110 |
中原警察署 | 県川崎市中原区小杉町3丁目256 044-722-0110 |
幸警察署 | 〒212-0016 神奈川県川崎市幸区南幸町3丁目154-4 044-548-0110 |
麻生警察署 | 〒215-0026 神奈川県川崎市麻生区古沢86-1 044-951-0110 |
多摩警察署 | 〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形3丁目1-1 044-853-0110 |
宮前警察署 | 〒216-0006 神奈川県川崎市宮前区宮前平2丁目19-11 044-853-0110 |
高津警察署 | 〒213-0001 神奈川県川崎市高津区溝口4丁目5-1 044-822-0110 |
川崎臨港警察署 | 〒210-0832 神奈川県川崎市川崎区池上新町2丁目17-14 044-2660110 |
動物愛護センター ANIMAMALL かわさき | 〒211-0013 川崎市 中原区上平間1700番地8 044-589-7137 |
その後、いつも散歩に使っている「ワンちゃんが知っている道」をたどり所在を探してみましょう。
犬鑑札・注射済票が装着されていたり、マイクロチップが装着されていれば、ワンちゃんが保護されたときに連絡をもらえます。
ちなみに猫は
川崎市では、猫鑑札ないし注射済票もないけど、迷子札の配布がある。
川崎市動物愛護条例で避妊手術、屋内飼育のルールがある。
詳しくは 猫を飼うときの手続き【川崎市】を見るといい。